初対面でしたが一瞬で恋に落ちた千倉でした、憧れの先輩に絵の指導と手伝いをお願いしましたが快く連城先輩は引き受けてくれました。
それにしても連城先輩はまるで少女漫画に出てくるような美男子でさわやかな男でしたね、あれだと女の子なら誰でも惹かれますよ、千倉は絵からの憧れからでしたが、あんな完璧美男子だと曽我部なんて誰も見向きもしませんよ、過去に出会った大切な人の笑顔も。
その絵が、誰かの胸に響けばいいな、って思うんだ…」
と絵に対するすばらしい価値観を持っているのだからすごく絵を愛してるのでしょうね、千倉もかなり絵が好きそうなので連城先輩の考え方に憧れて好きになったんだと思いますね。
だけど連城先輩の将来の夢は「生涯通して世界中の国を回り、子どもたちと絵を描くこと」らしい事が判明して、卒業したら外国に行ってしまう事を知った時の千倉の悲しそうな表情が印象的でしたね、
夢を追いかけている先輩に憧れや尊敬がある反面、本当はもうすぐお別れなんだと言う思いで揺らいでいた所がとても切なかったですね、
最終的には千倉の絵の完成を待たずに連城先輩は海外に旅立ってしまいましたが、まさか背中を押したのが千倉の言葉だったとは皮肉な結末でしたね、絵に千倉の絵を描いて旅立つとは先輩も本当は千倉の事が好きだったのでは無いかと思います。
恋の結末は悲恋で終わりましたがこの心を癒せるのは曽我部だけでと思うので頑張って欲しいと願ってしまう話でした。
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